- REM(レム)
- 2012.12.21 update
- 四六判ハード/定価1,785円(税込)
夢が、怖い。奇想が暴発する!新感覚“潜脳”サスペンス
弐藤水流 |
グローバルにヒットゲームを生み出してきた稲船敬二と鈴木光司、
平山夢明が絶賛した『リビドヲ』でデビューした奇才・弐藤水流が強力なタッグを組んで生み出した新感覚エンターテイメント長編の登場です。
幅広いエンターテイメントで活躍する稲船敬二が長年
温めてきた独創的なコンセプト、それを弐藤水流が小説的な手法で解釈・構築することで、本作品は生み出されました。この物語の
キーワードとなるのが“潜脳”!
猟奇殺人を犯した人の潜在意識に
潜ったとき、奇想に彩られた、これまで体験したことのない世界が待っています。さらに“虐待”、それによる“トラウマ”という社会問題を題材にしながらも、一方で、若者たちの
“恋愛”や“人生への迷い”といった心の機微を繊細に描き、きっと誰もが共感し、心に
残る作品となっています。稲船敬二にとっての初めての小説となる本作品、まさに二人の著者にとって、渾身の一作です!
【内容紹介】
精神科医の伯父と暮らす少年、亮介。彼には眠っている人間の深層意識に入る「潜脳」という特殊能力があった。そして同じ能力を持つ双子の姉妹がいた。3人には共通したある「過去」があった。
東京・多摩地区で残酷で奇怪な
連続殺人事件が発生。容疑者は犯行時の記憶がなく、睡眠中に誰かに操られた主張、逮捕時も眠るたびにうなされ、暴れるという。亮介は精神科医の依頼で、容疑者の夢に「潜脳」することになる。驚愕の展開の中で、迎える結末とは…
犯人の「脳」で何が起こっているのか?
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