「Game Developers Conference 2012」

今年はじめての講演はサンフランシスコで行われた
「Game Developers Conference（GDC）2012」でした。



「稲船さんに講演をお願いしたいんです！」



という主催者側からのありがたいリクエストをいただいて
3月にサンフランシスコへ行ってきました。



「The Future of Japanese Gaming（日本のゲームの未来）」
と題して講演を行うことになっていたのですが、 実はこの講演で

稲船さんは普段しないことをしたんですね～。



それは何かというと... 講演内容を予め準備したのです。



毎年多くの講演を行うのですが、「一切原稿を用意しない」のが

稲船スタイルなんです。



いつもその日その日で考えている「今の自分」として話しをする

ので準備した原稿で話すことは滅多にないんですね。



当日の聞き手の顔を見て、リアクションを見て話をしていく
スタイルなので予め準備をしたGDCの講演は本当にレアでした。



世界中から多くの人たちが詰めかけてくれていたので、 熱心に

聞いてくれる人たちに同時通訳を介してもきちんと 意図が伝わる

ようにと、翻訳してくれる方たちと入念に準備をし 自らイラスト

を描いて講演しました。



その甲斐があって、思いを込めて伝えた「日本のゲームの未来」

についての話しは、多くの人たちに伝わった感じがします。



半年経った今も、海外のプレスにはあの時の講演の話を引き合いに

出される方も多くいるので 「ちゃーんと伝わってたんだなぁ」 と

嬉しくなります。



そんな思い出深い今年のGDC講演でした♪

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